M26A1手榴弾 米軍がベトナム戦争で多数使用した破片手榴弾(fragmentation hand grenade)がM26A1である。現在は後継のM67を使用しているが、自衛隊ではこのM26A1のタイプを使用している。使用方法は、安全レバーを握った状態で安全ピンを抜き、目標に向かって投げると安全レバーが外れてM204信管(ヒューズ)が作動し、約4秒で爆発する。なお、投げ返されないために、あらかじめ安全レバーを外して3秒くらい数えてから投げるという使い方もある。本体はレモンのような形状で、コンポジションB爆薬が充填されており、爆発すると金属製の外殻が破片となって撒き散らされ、半径約15m以内にいる人間を殺傷する能力がある。 ■DATA M26A1手榴弾 全長:99mm/重量595.35g |
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